11月28日 党首討論
今日は党首討論がありました。中身は、ほとんど、第2次補正の話だったと思います。2人ともやたらと笑顔で、どうしたのか、国民の目線でも気にしていたのでしょうか。この話は、景気の落ち込み具合によっては、後々問題になるかもしれません。何でこんなことになったのかというのは、給付金で迷走した影響があるのだと思いますが、その給付金がいつ配られるのかも分からないというのは、政策がすべて後手後手になっていると批判されても、しょうがありません。今回の金融危機に対しては、自民党よりも民主党の方が財政での下支えに積極的なように見えたので、メディアの目線を必要以上に気にしていた自民党にとっては、本来はやりやすくなったはずです。自民党がそれに応じれば、メディアを取り残してでも、実行のある政策が打てたはずでした。2次補正を民主党が要求して、自民党がその答えに窮するというのは、今までになかったことだといっていいのではないのでしょうか。それと、問題なのは、メディアのスタンスですが、恐らく、アメリカの特にサマーズの見解を聞いて、彼らもそのうち態度は変えてくると思います。ただ、問題なのは、いつもこういったことは同じなのですが、アメリカがやっているから日本でもやってもかまわないみたいなことを繰り返していては、自発的に日本の社会が進歩するようには思えません。日本人は、日本人の視点で市場を見ていかないと、自分たちに当面の終着点を設定することはできないはずです。それは、アメリカに永久に左右され、迷走し続けることを余儀なくされているようなものです。私は、榊原さんがいっているように、日本は日本で、独自のスタンスで自分の有利なようにというかやりやすいように、市場を築いていけばいいと思います。アメリカは、民主党政権でも、金融に対する規制には反対しています。彼らは、レバレッジを捨てる気がないというより、世界を資本で支配するシステムを放棄するつもりがないというのが本音です。レバレッジに変わるものがあれば、レバレッジを捨てることもありますが、少なくてもそれが見つかるまでは、捨てることはできないのです。彼らが、そこまでしても、レバレッジを守るのなら、私達には、それを規制する権利もあると考えていいと思います。ここまで金融危機が広がったにもかかわらず、その張本人と言っていいアメリカが知らぬ顔をしているわけですから、私達は私達で、自分たちの生活を守るために、必要なことをやらなくてはいけないと思います。もちろん、日本の政府の規制に対する態度というのは、アメリカよりといってもいい態度を示すだけですが、それもこれも、自分の視点を持っていないのが理由ということだと思います。昨日、教育のことを書きましたが、そもそもこういったところがずり落ちていますね。これは、なんといえばいいのでしょうか、教育で理解するものとは違うということでしょうか。結局は、自分の都合のいい話をすることを、社会が許さないというところに原因はあるのかもしれませんが、理論武装をすることを許さない社会であるといった方がいいのかもしれません。そういった意味では、最近の日本というのは、正直さが以前に比べるとなくなってきましたが、これからの方が、理論武装することに抵抗感はなくなるかもしれません。あまりにも、正直さを重んじる社会だったための副作用だったと考えていいと思います。自分の考えは、理論武装でねじ込むべきですが、それは社会の道徳とかとは、乖離したものとして設定すればいいと思います。もちろん、理論武装を重視するとなれば、私達の実際の生活の中にまでそういったものが入り込んでくることになるかもしれませんが、そこはどうにかうまくやって、私達の実社会の生活は今までのように守りながら、企業間、外交、軍事などでは、普通に行われるものというふうに、する事ができればいいんじゃないでしょうか。人間は、場面場面でのやり方を使い分けることは、可能だと思います。プライベートと公的な立場では、自分の姿勢を変えなくてはいけないことは、たくさんあります。それを考えれば、それほど難しいことであるとも思いません。品川女子学院の教育は、所詮は詰め込み式といいましたが、本当に必要な教育というのは、こういったことなのかもしれませんね。日本の一番の問題点は、自分の主張を国際社会の中にうまく放り込んでいくことができないことだと思います。教育を戦略と考えるのなら、今日本が一番やらなくてはいけないことかもしれません。今日の討論は、もうわずかになった、任期を考えれば、重要なものだったと思います。しかし、どちらが勝ったというわけでもないので、最後の最後まで選挙をやってみないと、結果が分からないのは変わりそうもありません。私は、民主党に政権が移った方が、長い目で見たときは、いいと思いますが、ただ小沢さんの人気がいまいちなので、勝てないこともあるかもしれません。恐らく小沢さんに対する拒否感というのは、リベラルな人たちからしたら、当然のものだと思います。小沢さんが、自民党や新進党でやってきた手法は、批判されてもしょうかがありません。ただ、それでも、そういった狡猾さこそ民主党に足りないものであって、だからこそ、小沢さんで選挙をやるということは、意味があるのだと思います。狡猾さのない民主党が政権を取っても、どういった具合になるのかは、想像がつきます。それに、今回景気がかなり悪いなかで、民主党の方が、積極財政をうとうとしているのにも、小沢さんの影響はあるのではないでしょうか。とにかく、何が一番安心というのなら、民主党が、この経済状態で、メディアと同じように、財源を考えるというようなことをしないということです。もし、財政による下支えに、消極的だとしたら、支持のしようがありません。しかし、彼らは、自民党以上に財政による下支えには、積極的なわけですから、政権は安心して渡せるはずです。この機会を失うと、また政界再編だのという話にもなりかねないので、とにかく、政権交代だけは必要だと思います。
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